福岡市みらいクリニックで内科医の今井一彰先生が提唱している「あいうべ体操」。
口の周りの筋肉と舌を鍛えることで、鼻呼吸ができるように改善していきます。
今回は、おおいずみ みよ先生から学びました。
体操はすっごく簡単。
「あ」「い」「う」「べ」を
口を大きく開けて動かすだけです。
私は以前、歯列矯正をしていたときに、
舌先で歯を触る癖があったので、正しい位置にキープするための舌の体操を教えてもらい
実践していた時期がありました。
でもそれは、歯並びを乱さないためのものでしかないと思っていたので、
おおいずみ先生のお話を聞いてすごく驚きました。
口呼吸が原因で起こりうる疾患の数たるや。
あいうべ体操を行う前と、1か月体操を続けた後の患者さんの
ビフォーアフター写真が、
口呼吸から鼻呼吸に変わるだけでそんなにも!?と思うほど
劇的に変化していました。
特にアトピーなどの皮膚疾患。
症状が見えない病気は、写真では変化がわかりませんからね。
身体において、原因と結果が異なることは日常的ですが、
これもその認識をさらに強化してくれることとなりました。
肩こりで肩をマッサージするようなところには
いくら通ってもよくならないってことです。
あと、体操後の体温の上昇も目を見張るものがあります。
体操の1時間後にまで徐々に体温が上がっていくサーモグラフィの写真を見せていただきました。
やったときだけではなく、1時間かけて徐々にあがっていくってすごいこと。
それは免疫力上がりますね。
講座を終えてさっそく実践していますが、
体操後は、意識しなくても舌が正しい位置におさまっています。
不思議~!
本当に簡単なので、1日30回続けてみたいと思います。